- 写真のピントが合わない
- どこにピントをあわせればいいの?
こんな疑問を解決するために、
- ピントをあわせるカメラの設定方法
- ピントをあわせるときのコツと注意点
- シーン別ピントの合わせ方
がわかる記事を書きました。
写真のピントを合わせるときに上手く行かないと悩んでいませんか?
この記事で紹介する『ピントのコツ』をおさえることで、誰でも簡単にピントを思い通りの場所に合わせられるようになります。
なぜなら実践して、失敗した事例を元に記事を書いているからです。
この記事では、ピントをあわせるときのコツや、注意点をご紹介します。
記事を読み終えると、今後ピントの一で悩むことがなくなり、撮影に集中できるようになります。
もくじ
写真のピントをあわせるカメラの設定方法
カメラのピント合わせの方法は2種類あります
AF(オートフォーカス)で合わせる
基本はAF(オートフォーカス)と呼ばれる、カメラが自動で合わせてくれるピント調整機能を利用しましょう。
さらにAFの中には、コンティニュアスAFとシングルAFがあります。
動くものはコンティニュアスAF、動かないものはシングルAFを使って使い分けましょう。
MF(マニュアルフォーカス)であわせる
フィルムカメラのようにマニュアルであわせることもできます。
レンズにピントを調整する機能がついているので、左右に回すとピントを調整することができます。
写真のピントをあわせるときのコツと注意点
ピントを最も見せたい部分に合わせる
自分がその写真で何を一番見てもらいたいのかを決めてから撮影するようにすると、ピント合わせで迷うことがなくなります。
F値を小さくしすぎない
F値を小さくすると、ピントが甘くなってしまいます。ピントが合う範囲がせまくなってしまうからです。
写真ピントが合っていない写真を撮りたくない場合は、F値を大きめの値にしておき、ピントの合う範囲を広げることが大切です。
F値を上げるほどシャッタースピードが遅くなってしまうと手ぶれを起こしやすくなるため、バランスを見ながら変えていきましょう。
目ではなく頬や鼻にピントが合っていた
目にピントを合わせたつもりでも、頬や鼻などの目以外の部分にピントが合ってしまうことがあります。
遠目に見ると一見ピントが合ってるように見えるのですが、ピントが合っていないため全体がふわっとした印象になってしまいます。
F値を小さくしすぎてしまったことが原因です。
人の撮影をするときには必ず目にピント合わせるようにしましょう。失敗しないためにも余裕をもって、F値を大きめに設定しておくことをおすすめします。
目以外の一部分を撮影する時もあると思います。その時は主題となるものを的確に撮影できるようなF値に設定して撮影しましょう。
例えば鼻をアップで撮影するときは、鼻の一部にピントが合っているのではなく、鼻自体にピントが合っているようにしましょう。
ゴミが目立つ
F値を小さくして撮影していたときは、ぼやけて気づかなかったカメラ内のゴミも、 F値を大きくすることによって、ゴミもくっきりと目立ってしまいます。
普段からクリーニングを適切にしていれば問題ないです。
三脚で固定して撮影したときにF値を大きくして撮影すると、ゴミが目立ちます。事前にゴミを取り除くか、F値を小さくして目立たないようにする、撮影後に編集ソフトを使って一つずつゴミを消していくという方法があります。
写真をくっきりさせればさせるだけ、ゴミもくっきりと写ってきますので注意しましょう。
風景写真のピント位置は、全体をあわせることが基本
風景写真を撮影するときは、全体にピントが合っている写真が基本となります。その場合F値の初期値は8に設定しておき、場所や状況によって調整していきましょう。
風景写真の中でも、ピントを合わせたいものが決まっているときには、撮りたいものを引き立てるために、F値を小さくしていきましょう。
花写真のピント位置は中心が基本
花全体の写真を撮るときは、花の中央部分に合わせるとピントが合っていると認識しやすいです。
花びらだけを撮影したいときは、花びらにピントを合わせて撮影し、人に見てもらいたい部分にピントを合わせて、撮影するようにしましょう。
人物写真のピント位置は目が基本
人を撮影するときはピントの位置を目にしましょう。人の顔を見る時に自然と視線は目にいくからです。目を見て話すことや、目を見て何かを伝えることは、一般的にも重視されていますよね。
人の目がそれだけ力を持っているということです。撮影するときは、目を意識して撮影するようにしましょう。
人の目も片目だけにピントを合わせたり、両目にピントを合わせたりする場合があります。両目が見えている場合でも片方だけにピント合わせることによって、片目を強調させるというやり方もあります。
その場の判断でどちらが良いのかを考えて撮影するようにしましょう。
両目にピントが合うようにするときは、両目が写っている範囲のピントの深さをF値を上げて調整していきます。
写真のピントを合わせるコツと注意点のまとめ
上記で紹介した『写真のピントのコツ』を実践していただくと、今後は今後ピントの一で悩むことがなくなり、撮影に集中できるようになります。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- ピントを最も見せたい部分に合わせる
- F値を低くしすぎない
- 人の頬や鼻にピントがあってしまう事があるため、しっかりと目に合わせる
- F値を大きくすると、ゴミが目立つので注意しよう
上記の内容を自分のモノにして、今後はピントで失敗しないようにしましょう。