- フリーランスが事業用口座を作るメリットってあるのかな。
- どこの事業用口座を選べばいいのかわからない
こんな疑問を解決するために、
- フリーランスが事業用口座をつくるメリット
- 初心者のフリーランスが事業用に作成しておくべき銀行口座
がわかる記事を書きました。
フリーランスになったけど、事業用に口座を作ったほうが良いかわからなくて悩んでいませんか?
この記事では『フリーランスが事業用口座を作るメリット』に関してご紹介していきます。
さらに、『初心者のフリーランスの方が事業用に作成しておくと、おすすめなの銀行口座』もご紹介していきます。
もくじ
フリーランスが事業用口座をつくるメリット
フリーランスが、事業用口座を作るメリットは以下の通りです。
- 会計の管理がやりやすい
- 税務調査の対応が簡単になる
- 確定申告が簡単にできる
順に説明していきます。
会計の管理がやりやすい
事業用口座を作ると、会計の管理がやりやすくなります。
なぜなら
- 事業で使用したものは、事業用口座へ
- 個人的に使ったものは、個人の口座へ
といったように、明確に分けることができるからです。
例えば
- 生活する上で必要なスーパーでの買い物→個人の口座へ
- カメラ機材の購入や、パソコン購入など、事業のために使用したもの→事業用の口座へ
といったように分けることができます。
このように、『購入する時に事前に分けておく』ことで、会計の管理がしやすくなります。
税務調査の対応が簡単になる
確定申告を行っていると、税務調査がおこなわれます。
税務調査とは、税務署が申告した内容を確認し、脱税がないのかをチェックする作業になります。
そのため、税務調査の対応時も、『間違えて私的な費用を経費として落とす』といったミスを事前に防ぐことができます。
確定申告が簡単にできる
事業用口座を作成することで、確定申告を簡単に行うことができます。
なぜなら、事業用口座に書かれた情報を、上から順に記載していけばいいだけの状態になっているからです。
ですが、事業用口座を作成しておけば、仕分け作業が必要なくなります。
そのため、事業用口座を作成していると確定申告時に簡単に作業を行うことができます。
確定申告でおこなわなければいけないことは下記の記事で開設しています。
フリーランスが確定申告青色申告でやること
フリーランスは事業用口座を屋号名にするのがおすすめ
フリーランスの方は、『事業用口座を屋号名に』しておくのがおすすめです。
その理由は以下のとおりです。
- 事業用とプライベート用に選別できる
- 信頼を得ることができる
順に説明していきます。
事業用とプライベート用に選別できる
事業用口座を屋号名にしておけば、プライベートと混合することが一切なくなります。
なぜなら、屋号名が明確に書かれていれば、事業用ということを明確に判断することができるからです。
少しでも迷ってしまうのであれば、普段は間違いなくても、間違えるきっかけを与えているということになります。
信頼を得ることができる
屋号名を登録しておくことで、 相手の信頼を得ることもできます。
なぜなら、『きちんと責任を持って事業をしている』という印象を与えることができるからです。
そのため、事業用の口座を屋号名にしておくことは、仕事をする上で有効です。
フリーランスが事業用口座を作成できる銀行
フリーランスが事業用口座を作成できる銀行は以下の通りです。
- ネットバンク
- メガバンク
- 信用金庫・地方銀行
- ゆうちょ銀行
順に説明していきます。
ネットバンク
ネットバンクは WEB 上の銀行になります。
実店舗を持っているわけではないので、信用を得られにくいと考えられてしまうこともあります。
そのため、ネットバンクに登録する人は、『フリーナンス』と呼ばれる保険に登録しておくことがおすすめです。
なぜなら、フリーナンスは、
- 発注先に信用を得ることができる
- 『反社会的な人ではないこと』を証明することができる
ことができ、取引相手が感じている不安を取り除くことができるからです。
詳しくは下記の記事にまとめました。
FREENANCE(フリーナンス)の口コミや評判は?実際にフリーランスが使って解説!メガバンク
最も信頼性が高く、『安心して取引を行うことができる』と取引相手に思ってもらうことができます。
審査を通ったフリーランスのため、信頼を得ることができます。
ですが、信頼と引き換えに口座開設の審査は厳しくなります。
信用金庫・地方銀行
信用金庫や地方銀行で事業用口座を作成することもできます。
信用金庫はフリーランスが口座を開設しやすいというのがメリットになります。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行は、全国にかならずある、日本郵政が運営しているため、支店も全国にあることが強みです。
また、他の銀行は屋号名を登録する際に、『屋号+本名』 などと言ったように、本名を明記しなければいけません。
初心者のフリーランスが事業用に作成しておくべき銀行口座
フリーランス初心者の方が、『事業用に作成しておくべき銀行口座』に関して解説していきます。
おすすめの銀行口座は以下の通りです。
- ゆうちょ銀行
- 楽天銀行
順に説明します。
ゆうちょ銀行
銀行の中で唯一、名称を『屋号だけ』で登録することができます。
ゆうちょ銀行は、郵便局に併設されているため基本的に日本であれば、どこでもおろすことができます。
楽天銀行
また、ネットバンクのため、様々な実店舗と提携しています。
事業用口座に引き落とせる!フリーランスおすすめビジネスカード
一般的な個人用クレジットカードは、クレジットカードの引き落とし先を事業用口座にすることができません。
おすすめのビジネスカードは、以下の2つです。
- オリコEX Gold for Bi
- アメリカンエキスプレス ビジネスゴールドカード
順に説明していきます。
オリコEX Gold for Biz
年会費 2,200円(税込)初年度は無料
ポイント還元率 0.6~1.2%
ビジネスカードで最もおすすめなのがこちらのカードです。
年間利用額に応じてポイントの還元率が上がっていきます。
アメリカンエキスプレス ビジネスゴールドカード
年会費 34,100円(税込)
ポイント還元率 0.3~1.0%
1年で200万円のカードを利用すると、30,000円分のポイントをもらうことができます。
まとめ:事業用口座を開設して信頼と安心を得る
事業用口座を開設しておけば、取引先に信頼を得ることができます。
少しでも相手の不安を取り除くことが、『自分の少しの努力でできる』のであれば積極的に行っていくようにしましょう。
最後にもう一度内容を確認していきましょう。
おすすめの銀行口座は以下の通りです。
- ゆうちょ銀行
- 楽天銀行
フリーランスの方におすすめな法人カードは、下記の2つです。
- オリコEX Gold for Bi
- アメリカンエキスプレス ビジネスゴールドカード
屋号名の決め方は、下記の記事で開設しています。
フリーランスに屋号は必要?決め方とメリットを徹底解説!