モノクロ写真のコツまとめ5選

くまぞう
  • モノクロ写真に挑戦してみたい
  • モノクロの作例がみたい
  • モノクロに撮るときにコツってあるのかな?

こんな疑問を解決するために、

  • モノクロ写真を撮るときのコツ5つ
  • 撮影の対象であう、あわないもの
  • モノクロ写真のメリット
  • モノクロ写真を撮るときの注意点

がわかる記事を書きました。

モノクロ写真を撮るときのコツってどんなものがあるのかなと思っていませんか?

この記事で紹介する『モノクロ写真を撮るときのコツ』を実践すると、簡単に魅力的なモノクロ写真を撮ることができます。

なぜなら、たくさんのモノクロ写真を見て、魅力的なモノクロ写真の傾向を分析したからです。

この記事では、モノクロ写真を撮るときのコツを5つご紹介します。
記事を読み終えると、今後モノクロ写真の表現の幅が広がります。

モノクロ写真を撮るときのコツ5つ

黒い部分と白い部分の明るさ(コントラスト)がはっきりしている写真を撮ろう

コントラストを気にして写真を撮ると深みが出てきます。
なぜなら、モノクロ写真だと色数がカラーと比べると極端に少なくなるため、コントラストが写真を構成するために重要になってくるからです。

また強調されるのでメインのものを強調させたいときにもオススメです。

光を意識しよう

光を意識することによって、モノクロ写真を幻想的な写真に仕上げることができると思います。

例えば太陽の光にあたっているモノを撮ることによって、光があたった先に出てくる影も合わせて撮影すると、陰影がはっきりする写真になります。

雲、煙があるものを撮影しよう

雲や煙がでている所で撮影すると、元々白い雲や煙自体に影が出ているため、モノクロにしても奥行きがでやすくなります。

スローシャッターで撮影したものをモノクロにしよう

スローシャッターで幻想的な雰囲気にしたあとに、さらに白黒写真にすると、色がなくなるが白と黒が強調され、幻想的な雰囲気になると思います。

例えば滝をスローシャッターで撮影すると、滝自体が白い糸のようになります。

さらにモノクロにすることで、白い部分が強調され、全体が引き締まるような写真にすることができます。色数を無くすことによって、幻想的な写真をつくることができます。

撮影対象はシンプルなものがおすすめ

散らかっているような写真だと、人が見たときにどこに視線を向ければよいかわからなくなります。
シンプルなものを撮影していれば、目的の撮影対象にすぐ目が行くため、注目してもらいたいものがあるのであれば、それ以外のものはなるべく省くようにしましょう。

モノクロ写真にあっている撮影の対象

滝や湖、川などの水を撮影や、人工物光が強調されているもの、光が強調されているポートレート写真などをモノクロ写真で撮ってみることをおすすめします。

モノクロ写真に合わない撮影の対象

色数が元々ないものや、撮られるものとその背景の色が重なっており、シルエットが強調されないものは、モノクロにするとどうなっているのか非常にわかりづらい写真になってしまうのでおすすめしません。

また、もともと色数がないものを他の写真にしても、変化のないものになりがちです。

写真をモノクロにするときのメリット

ボケの緩和

多少ピントがボケてしまっている写真でも、緩和されている気がします。

モノクロ写真にすると陰影がはっきりするためです。この写真をどうしても使いたいけれども、少しボケてしまっているな、という場合には一度モノクロにして試してみると良いです。

統一感が出る

写真をモノクロにしたら統一感が出ます。色が同じになると、似ている写真にみえるためです。

例えば赤青緑系の写真があるときに、この3つを単純に並べても、統一感があるとは言えませんよね。
モノクロ写真にしたら、色がなくなるため、統一感があるようにできます。

アルバムを作るときも、一つ一つ色が違っているよりは、表紙だけ白黒にして、それ以外はカラーにすると、たくさんアルバムができたときに統一感が出るのでおすすめです。

合成しやすくなる

モノクロ写真を使うと写真を合成しやすくなります。例えば複数の写真を合成をしたいときに、カラー写真では色がたくさんあるので編集がしづらいといったような場合でも、モノクロ写真であれば色の数が少なくなるので、その分編集の作業がしやすくなります

モノクロ写真を撮るときの注意点

カメラの設定でモノクロにしてしまうことはおすすめしません。

なぜかというと、後でこの写真カラーで使いたいなと思ったときにできないからです。カメラ側で設定しているとカラーにはできませんが、編集ソフトを使っていると、色を復元させることができます。

カメラの方で設定してしまえば、楽だからそれでいいんだと言う方もいるかもしれません。確かに設定してしまえばその場でモノクロ写真が完成しますので、撮った写真をそのまま編集しないで使いたい場合にはそれでも良いかもしれません。

少しでもあとから編集する可能性があるという方であれば、カメラの設定ではモノクロにしないことをおすすめします。

モノクロ写真を作るには、パソコンや携帯、タブレットなどを利用して、編集用のソフトでモノクロにしましょう。

また、後で写真を編集したい場合には 生のデータであるRAWデータで保存しておくと、編集しやすくなるのでおすすめです。

ねこぞう
RAWで保存しといたら間違いないですよ

モノクロ写真の撮り方まとめ

上記で紹介した『モノクロ写真を撮るときのコツ』を使って撮影していただくと、今までモノクロ写真を撮っていなかった方も表現の幅が広がります。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

  • 黒い部分と白い部分の明るさ(コントラスト)がはっきりしている写真を撮ろう
  • 光を意識しよう
  • 雲、煙があるものを撮影しよう
  • ローシャッターで撮影したものをモノクロにしよう
  • 撮影対象はシンプルなものがおすすめ
ねこぞう
モノクロ写真を身につけて、写真を楽しみましょう。