犬の撮り方を、4つのコツを交えて解説

くまぞう
  • 犬がすばしっこくてピントが合わない。
  • 写真を撮るとぶれてしまう。
  • 犬を上手く撮るためのコツを知りたい。
  • 犬を撮るときの設定は?

こんな疑問を解決するために、

  • 犬の撮り方の基本
  • 犬を撮るときのコツ
  • 犬の特徴を活かした撮り方
  • シーン別の犬の撮り方
  • 犬を撮るときに確認したいカメラ設定のポイント

がわかる記事を書きました。

いつも犬を撮影するときに、どうやったらブレないで上手く撮影できるんだろうと悩んでいませんか?
この記事で紹介する『犬を撮るときのコツ』を実践すると、簡単に犬をブレないで写真を撮ることができます。

なぜなら、犬の写真を撮るときに考えることやカメラの設定方法はある程度決まっているからです。この記事では、犬の撮り方を、4つのコツを交えてご紹介します。

記事を読み終えると、今後犬の写真をブレないで、きれいに撮ることができます。

犬の撮り方の基本

犬の撮り方の基本は、ピントを目に合わせることです。

犬に限らず、生き物の顔を見たときに、一番視線に飛び込んでくる場所が目だからです。そのため、目にピントが合っていなかったら、失敗したなと思ってしまいます。

確かにピントの位置は、着目させたい場所を表すため、鼻や胴体に合っていても、良いかもしれません。

ピントの位置を意識して撮影していれば良いですが、基本の撮影方法としては、目に合わせることを重視して愛らしい姿を捉えましょう。

犬を撮るときのコツ

背景に気を配る

どんなに可愛い犬を撮影しようとしても、背景が良くないものだと可愛く写りません。なぜなら、写真を見たときに、見る人の集中する場所が分散されてしまうからです。

たくさんゴミが散らかっている部屋で撮影された写真よりも、洗練されていてシンプルな部屋の方が、犬そのものに目線がいき集中させやすいです。

視線が散らばって良い場合もあります。例えば生活感を出したい時には背景を気にしなくてもいいかもしれません。その場合は一般的な写真にならないような工夫が必要になります。

犬の背景に気を配ることで、より可愛らしい犬の写真を撮ることができます。

撮る位置に注意する

犬の目線になって撮影してみると可愛らしい写真が撮れるかもしれません。

ローアングルやハイアングル撮影してみると、新しいかわいい犬の一面が見れるかもしれません。

犬が普段見せている姿を撮る

一番魅力的な写真は、犬が普段見せている姿です。
おもちゃで遊んでいるときや、おねだりをしる時に飼い主の顔を見てくれる姿はとても愛らしいですよね。そんな写真を撮ってみましょう。

ストロボを使った撮影はやめる

犬に悪影響を与えかねません。なるべく自然光で撮影することをおすすめします。

犬の特徴を活かした撮り方

犬には細長い顔や、平べったい顔、鼻が長い顔や鼻が短い顔、大型犬から小型犬まで様々な種類があります。犬によって骨格が違うため、その特徴に合わせて撮影するようにしましょう。

例えば、犬の鼻が平べったい犬種だった場合、逆光のシルエットをアップの横顔で撮影しようとしても、きれいに撮れません。

逆に鼻が長いような犬種だった場合は、シルエットを意識して、アップを横顔で撮影してもきれいに写ります。

鼻が出ていない犬種で撮影したい場合は、正面からローアングルで撮影するとシルエットが際立ちます。体全体を入れて、走ってる姿をシルエットでうつすのもいいでしょう。

犬の犬種によって撮影方法は変わってくるので、犬がどんな撮られ方をされると、良くうつるのか、一番その子の魅力が出るような、写真を撮っていきましょう。

シーン別の犬の撮り方

普段どんな姿をしているのか考えてみるのがおすすめです。

寝ている犬

寝ている犬を撮影するときは、起こさないようにサイレントモードで撮ってみましょう。瞳が閉じている状態なので、ピントは眉毛あたりに合わすといいです。

前がぼけている写真や顔をアップして撮影してみるのも良いでしょう。周りの雰囲気が分かるように俯瞰して撮影してみるのも楽しいと思います。

餌を食べている犬

夢中に食べている姿を撮影するのも面白いです。
餌を食べている姿を写すには、正面から撮るのがおすすめです。ローアングルで撮影してみましょう

真上から撮影すると、いつもとは違う景色の写真を撮れます。

飛んでいる犬の撮り方

ドッグランで遊んでいる時におすすめです。
遊び道具を、走りながら追いかけている時の写真を撮っていましょう。

おすわりをしている姿

真正面から体全体を映るようにして撮影してみましょう。犬の目線に合わせて撮影して見ても良いと思います。

お手や伏せをしている姿

飼い主の手を一部入れるようにして撮影してみましょう。

犬を撮影するときに確認したいカメラ設定のポイント(屋外編)

走り回っているような状況では、ブレを防止するために、シャッタースピードを1/1000以上にしましょう。絞りは5.6程度がおすすめです。

最初に設定したら、試し撮りをし、背面モニターで確認してブレやピントを確認してみましょう。その場でどのくらいの数値が良いか調整し、最適化しましょう。

犬を撮影するときに確認したいカメラ設定のポイント(屋内編)

自然光で撮影

屋内では、なるべく自然光で撮影することをおすすめします。窓側で晴れた日に、午前中に撮影できることが望ましいです。

ねこぞう
自然な光源の太陽光が一番綺麗に写る光源です。

絞りは5.6程度、シャッタースピードは1/500を基準にしてみましょう。
屋内で撮影するときは、屋外と比べるとシャッタースピードを上げづらいです。そのため、ブレやすくなります。屋内というだけでどうしても暗くなってしまうからです。

その場合はISO感度を上げて、明るくしましょう。カメラの性能によって変わりますが、おおむね2000程度まで上げてみましょう。あまりISO感度を上げすぎると、写真が粗くなってしまうので注意が必要です。

ストロボ撮影は、やめる

暗いからといってストロボで撮影すればやめましょう。
ストロボで撮影すると動物に悪影響があるためです。急に明るくなると、びっくりしてしまい、ストレスを感じてしまいます。 人間もフラッシュをたくさん浴びると嫌ですよね。

例えば記者会見で、芸能人がフラッシュをたくさん浴びせられているのを見ると、目がチカチカしてストレスを感じます。動物に対しても同様にストレスを与えてしまいます。

暗い室内での撮影は、照明を明るくしたり、ISO感度をあげるなどして対応しましょう。

犬の撮り方のコツまとめ

上記で紹介した『犬を撮るときのコツ』を実践すると、簡単に犬をブレないで写真を撮ることができます。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

  • 背景に気を配る
  • 撮る位置に注意する
  • 犬が普段見せている姿を撮る
  • ストロボを使った撮影はやめる

自分のものにしてしまえば、犬の写真をより良く撮ることができます。