フリーランスが消費税に関して知っておくべきこと!契約時の注意点も3つご紹介!

フリーランスが消費税に関して知っておくべきこと!契約時の注意点も3つご紹介!

くまぞう
  • フリーランスが知っておきたい消費税の内容はなに?
  • フリーランスが消費税を払わなくてもいい条件は?

こんな疑問を解決するために、

  • 消費税とフリーランスの関係
  • フリーランスが消費税を払わなくていい条件

がわかる記事を書きました。

消費税は普段何かモノを買うときに支払う必要があるため、とても身近な存在ですよね。

フリーランスとして独立したら、消費税に関して深く知っておく必要があります。

なぜなら、消費税に関して知らないと、知らない間に損してしまうかもしれないからです。

そこで、この記事では、『消費税とフリーランスの関係』で、そもそも消費税に関してや、フリーランスと消費税についてを解説します。

さらに『フリーランスが消費税を払わなくていい条件』もあわせて解説するので、あなたが条件に当てはまるのか、確認してみてください。

消費税とフリーランスの関係

消費税とフリーランスが、どのように関わっているのか解説していきます。

まずは、消費税に関して説明しますね。

消費税とは何か買ったときに払う税金

消費税とは、『何かモノを買ったときに支払う税金』のことを言います。

たとえば、スーパーで買うものは、消費税として、10%支払っていますよね。

普段生活している中で、税金で最も身近なのが、消費税ではないでしょうか。

フリーランスは請求書に消費税を含めて良い

フリーランスとして仕事をするときも、同じように消費税を請求する必要があります。

フリーランスが作ったモノやサービスを、クライアントに買ってもらうということです。

また、フリーランスが消費税の受け取りを拒否することは、『消費税転嫁対策特別措置法』で禁止されています。
ねこぞう
請求書には必ず消費税を書き、請求するようにしましょう。

フリーランスが消費税を払わなくていい条件

フリーランスになると、消費税を払わなくても良い場合があります。

消費税を支払わなくてもいい条件2つ

その条件は

  • 開業して2年間
  • 開業して2年以降、売上が1000万円未満

です。

開業して2年間は、消費税を払う必要がありません。

また、開業して2年以降、売上が1000万円未満の場合も、払う必要がありません。

法律の改正が2023年にある

ですが、2023年10月に法律の見直しが行われます。

そのため、売上が1000万円未満のフリーランスも、消費税を支払う必要がありますので注意しておきましょう。

発注者とフリーランスの消費税の取り扱い方!注意点3つ

仕事をするときの、発注者とフリーランスの消費税の取り扱い方について説明します。

注意点は下記の3つです。

消費税の注意点

  • 税込みか税抜金額なのか確認する
  • 消費税の価格交渉はしない
  • 消費税を漏らさず書く

順に説明します。

税込みか税抜金額なのか確認する

契約書や請求書には、必ず税込の金額なのか、税抜の金額なのか、確認するようにしましょう。

事前に確認することで、お互いの認識の違いをなくすことができます。

消費税があるかないかで、金額も大きく変わってきます。

例えば、30万円の仕事を受注した場合、消費税は3万円ですよね。

一年間の売上が1000万円であれば、消費税は100万円になってしまいます。

ねこぞう
そのため、消費税の税込・税抜かを契約前に必ず確認するようにしましょう。

消費税の価格交渉はしない

消費税は税金です。

税金に対して価格交渉する人はいませんよね。

ですが、消費税を価格交渉して減額するように言ってくる発注者もいます。
ねこぞう
その場合は、あなたの仕事の報酬に対して、減額するように言っていると思ったほうがいいです。

消費税を漏らさず書く

消費税を、きちんと明記するようにしましょう。

スーパーで何かモノを購入するとします。

『税抜価格』で表示されていると、レジに行って始めて『税込表示』を知りますよね。

そして、『こんなに高かったら買わなかったな』と思うこと、ありませんか?

フリーランスの仕事も同様で、きちんと事前に消費税を明記しておくことで、発注者との認識の違いをなくすことができます。

消費税を漏らさず書いて、契約前に発注者に認識してもらうようにしましょう。

まとめ:フリーランスは契約時に消費税の確認を必ずおこなうべき

フリーランスは、消費税に関する項目を確認しておきましょう。

意識して置くだけで、後で嫌な思いをしなくて済みます。

もう一度内容を確認しておきましょう。

フリーランスが契約するときに確認すべき消費税の注意点は以下の3つです。

消費税の注意点

  • 税込みか税抜金額なのか確認する
  • 消費税の価格交渉はしない
  • 消費税を漏らさず書く