- カメラの構え方ってあるの?
- 今まで何となく撮ってきたけど基本の考え方を知りたい
- 手ブレしないようになりたい
こんな疑問を解決するために、
- カメラの基本の構え方
- カメラを構えるときに意識すること
- 縦構図と横構図のカメラの構え方
- モノを使って手ブレを防止
がわかる記事を書きました。
カメラを構える時にいつも意識しないで撮影しているけれども何か基本的なカメラの構え方ってあるのかなと悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する『カメラの構え方』を実践すると、手ぶれを少なくして撮影することができます。
なぜなら、カメラの構え方を理解しておくことで、簡単にブレの発生原因を突き止めることができるからです。
この記事では、カメラの構えと、ブレを少なくするような方法をご紹介します。
記事を読み終えると、今後カメラの構え方で悩むことがなくなり、手ブレによる失敗を少なくすることができます。
もくじ
カメラの基本の構え方
カメラの基本の構え方は、
- 頭につける
- 脇を締める
- 肩幅まで足を広げる
- 近くにものがあったら利用する
構えるときに意識していくことや、より細かい内容を解説してきます。
カメラを構えるときに意識すること
自分を客観視する
被写体に集中しすぎてしまうと、カメラのブレに気付かずにシャッターを押してしまいます。
客観的に被写体を見るようにしましょう。そうすれば落ち着いてブレを起こさずに撮影することができます。
また被写体が動いていると、自分自身も動いて撮影してしまいがちです。
落ち着いて、前のめりにならずに姿勢をよくして撮影しましょう。
重心を意識する
自分が三脚になるイメージを持つといいです。
三脚が前のめりになっていたり、後ろに引いていると、倒れますよね。なるべく真っ直ぐ立たせることを意識することが大切です。
前のめりになってしまっていたり、後ろに引いていると、それだけで、重心がずれてしまいます。
移動できる場所であれば、一歩前にでたり、一歩後退して、重心をずれないようにしましょう。
移動できないのであれば、レンズを変えて、自分が取りたい画角になるようにしましょう。
立った姿勢でカメラを撮る時は、両脇を閉めることによって安定してきます。
足は肩幅程度開いて撮影しましょう。
横構図で撮影時のカメラの構え方
横構図で注意することは、カメラを構えたときに脇が開いてしまうことです
脇はしっかりと締めることによって、カメラを固定することができます。
シャッターを押すときに振動がカメラに伝わってしまうため、ボタンを押すときの縦方向の力をなるべく優しく押してカメラの手ブレをおさえるようにしましょう。
右手でグリップの部分を包み、左手はボディとレンズの底を支えましょう。
ズームを使用する場合は、下で支えながら親指と人差指で回していきます。
シャッターボタンは下に押すので下方向の支えが重要になってきます。
左の肘は体につけるようにしましょう。
縦構図で撮影時のカメラの構え方
縦構図になると、必ずどちらかの手が上に向きます。
人によってシャッターボタンが上に向くのか、下に向くのかによって変わってきます。
シャッターボタンを上にして撮影すると、シャッターボタンを押したときの力の方向が右側に行きます。左手は右からの力を意識するように固めるようにしましょう。
ボタンが上にある場合は、左側のひじを体に密着させることが重要です。
ボタンが下にある場合は右側のひじをしっかりと体に密着させるとブレをおさえることができます。顔に押し付けるようにします。
構え方をきちんとすることで、失敗した写真にならないことを防ぐことができます。
ピンボケやテンプレですカメラは両手で持つことを意識しましょう。
手と顔右と左で顔の3点で支えることが大切です。
手ぶれを抑えるために、カメラのシャッター部分に取り付けるボタンも販売されています。
導入して手ぶれで困っている方は検討してみてもいいかもしれません。
カメラ以外のものを使ってぶれさせないようにする
三脚を利用すると、ブレをおさえることができます。近くに固定できるものがない場合は、三脚を利用しましょう。
三脚が使えない状態でもブレないで撮影するためにできる工夫がいくつかあります。身の回りにあるものを利用して支えにあるものを利用しましょう。
支えとなるものを利用することでブレを低減できます。人工物を利用することで、自分の体で押さえる以上のブレを低減させることができます。
人が手持ちで撮影すると、どんなに頑張っても手ぶれは生じてしまうからです。
手すりや壁を使用する
手すりを使うのがおすすめです。手すりがあれば、その上において、人の手からのブレを抑えることができるからです。
壁を利用することで、支えができるので、ブレを抑えることができます。壁に寄りかかって撮影するだけで効果があります。
床に置いて撮影する
地面や床において撮影しても安定できます。
床に置くときは、上を撮影する時に特におすすめです。
横で撮影するときは、角度を調節しなければいけないからです。床に置くだけだと、直角に撮影することしかできません。
ひじをつく
肘をテーブルに乗せるだけで、2点で支えることができ、安定した撮影をすることができます。
低い姿勢で撮影するときは、地面に膝をついておくと安定します。片足を地面につけて、もう一方の片足に肘を乗せると安定していきます。
カメラの構え方のまとめ
上記で紹介した『カメラの構え方』を実践していただくと、今後はカメラの構え方で悩むことがなくなり、手ブレによる失敗を少なくすることができます。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
カメラの構え方のまとめ
- 頭につける
- 脇を締める
- 肩幅まで足を広げる
- 近くにものがあったら利用する
普段撮影する時に頭に入れておくことで、よりてブレを少なくすることができます。